ストレスの9割はコントロールできる!?
「ストレスはありますか?」
という質問には、ほぼ100%の人が「YES」と答えるのではないでしょうか。
ストレスはあまりに身近な存在で、私たちは常に
「ウィズ・ストレス」な生活を送っている状態です。
朝目覚めたときから疲れを感じる、イライラすることが多くなった、なぜか涙が出る、お酒の量が増えた、動悸がする、人と会うのが億劫になったなどなど……。
このように、身体の小さな悲鳴は、日常のちょっとした行動や気持ちの中に紛れています。
これらはすべて、心と体から発信されている悲鳴のサインです。
なので放っておくと突然プツンと切れて倒れることもあります。
なのでこれらのストレスサインは、決して見逃してはいけないんです。
長引くコロナ禍において、ゴールの見えないマラソンを延々と走らされているような状況に、心身ともに疲弊している人も多いでしょう。
しかし、それでも前を向いていかなければならないのが人生です。
ならばできるだけ楽しみながら、ポジティブに生きたいと思うのが人情ですよね!
◎ストレス反応と対象法
また、ストレス反応には段階があり、それぞれに応じた対処が必要です。
たとえば、人前でスピーチをすることになったとしましょう。
スピーチは、ストレスを引き起こす原因、
「ストレッサー」になりえます。
ですが、スピーチをすると聞いて「目立つチャンスだ」とワクワクする人もいれば、「緊張する」と憂鬱に感じる人もいるはずです。
同じストレッサーでも、それを受け止める
「認知」は人によって違うんです。
スピーチを憂鬱に感じた人は、スピーチの時間が近づくとドキドキし、手のひらに汗をかき、ソワソワしてウロウロしはじめ、ますます憂鬱になって逃げだしたくなるかもしれません。
この場合、スピーチが近づいてドキドキすることを
「情動的興奮」、その後、手のひらに汗をかいたり、
ウロウロしたりすることを「身体的興奮」といいます。
ストレス反応は、ストレッサー→認知→情動的興奮→身体的興奮という段階を経ていきます。
「ストレッサー」の対処法は「改善」です。
ここでは、「スピーチの練習をする」・「他の人に代わってもらう」などが該当します。
次の「認知」では、「受け止め方を変える」というアプローチが有効です。
スピーチを「上達する機会」「多くの人に自分を知ってもらうチャンス」などと、前向きに受け止めるのです。
続いての「情動的興奮」や「身体的興奮」には、リラクゼーションが効果的です。
深呼吸やストレッチなどを行い、ストレス反応に対処しましょう。
ストレッサーには、コントロールできるものとできないものがあります。
取引先の相手にミスを何度も指摘されて怖くなり、苦痛を感じているとしましょう。
「改善」としては、ベテランの先輩に同行訪問してもらう、ミスを繰り返さないように丁寧に仕事をする、場合によっては担当を代えてもらうことなどが挙げられます。
このように、人が感じるストレスには色んな形が存在するのです。
そんなストレスと上手に付き合っていくためには、ストレスを溜めないための考え方や行動習慣・心身を整えるコツなどを身につける必要が
あります。
そんなストレスと上手に付き合える方法を分かりやすく解説している本を見つけました。
それが下記の本になります。
本書では、ストレス管理のポイントを分かりやすく解説してくれているので、非常に本の内容が頭に入ってきやすいです。
私も、読んでいて面白かったです。
オススメです。\(^o^)/
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