冷え切った親子関係が改善!?UさんとAちゃん親子の話♪
皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
管理人のkanndonnです(^^♪
前回、自尊心を満たすためは、ありがとう(自己重要感)・すごいね(自己有能感)・好きだよ(自己好感)の
3つの欲求を満たす必要があることを解説しました。
今回は、その3つの欲求を満たしたことで、冷え切った親子関係を改善することに成功したUさんとAちゃんのお話を混ぜて解説します。
ぜひ、最後まで読んで今後の参考にしてくれると幸いです(^^♪
それでは、始めていきましょう!
≪事例2≫
学生時代に陸上をしていたお母さん(Uさん)と、その影響で陸上部に入部した
小学4年生のAちゃんの場合。
Aちゃんは、お母さんの影響だけではなく、自分自身も走ることが好きで、陸上部に入部しました。
しかし、厳しい練習に疲れ、帰宅するといつも
『しんどかった・・・』と愚痴をこぼしていました。
それを聞いたUさんは、
『自分で決めたこと
なんだから』
と発破をかけてAちゃんを励ましていた
(つもりでいた)そうです。
そんなやりとりを続けているうちに、
Aちゃんの表情は暗くなり、家に帰るとすぐに
部屋に閉じこもるようになってしまいました。
このままでは、マズいと感じたUさんは知人のツテでボクのことを知り、ボクに助けを求めてきました。
ボクは、Uさんの話を聞いて、こうアドバイスを
しました。
『じゃあ、手始めにAちゃんの
自尊心を満たしてあげることから始めてみましょう』
つまり、
Aちゃんの頑張りをまず、認めて、褒めて、
Aちゃんに母(Uさん)は敵じゃないよ!
味方だよ~と認識を改めてもらうことから
始めました。
そこで、Uさんには手始めに、Aちゃんの話を聞いてもらって、
その頑張りを認めてあげることから始めてもらいました。
母:「今日はどんな練習をしたの?」
A:「200m×5本を2セット。それと1000mの
タイムトライアルもやったよ。」
母:「わぁ~、それはすごいね。本当に頑張ってるんだね。」
と言って、Aちゃんの「すごいね(自己有能感)」
欲求を満たしました。
※最初から無理に会話を広げようとしなくて
大丈夫です。焦って変な空気になるより、
今できる精一杯の会話で十分です。
無理なく、進めることが最初は必要です。
(これは、覚えておきましょう♪)
そうやって、頑張りを認め励ましているうちに、
Aちゃんは
・「走るのが楽しい」
・「友達と一緒に頑張りたい」
と口にするようになりました。
そして、それに比例するようにAちゃんの記録はドンドン伸びていったそうです。
そこで、お母さんはAちゃんの自己ベストを表に
して、壁に貼ることにしました。
1000mのタイムが先週より3秒縮んだ。6秒も縮んだ。その度にお母さんは、
母:「休まずにコツコツと練習してるから速く
なったんだね。本当にすごいね♪」
と、さらにAちゃんを褒めてあげました。
そして、陸上の試合を見に行ったお母さんは、
Aちゃんが楽しそうに仲間たちとおしゃべりしたり、応援し合っているのを見て、こんな言葉をかけたそうです。
・「友達と応援し合うのはとっても良いことだよ。
応援し合う姿を見て、ますます
Aちゃんのこと好きになったわ。
良い仲間に出会えて本当に
良かったね。お母さんも嬉しいわ。」
ここでは、「好きだよ(自己好感)」欲求を満たす褒め言葉をかけました。
こうして、ますます陸上にのめり込んでいった
Aちゃんは才能を開花させ、小学6年生のときに市内駅伝大会で、なんと区間新記録を達成したそうです。
中学に進学しても陸上を続けたいと話していて、目標は県選抜に選ばれて全国大会で優勝することだと話しています。(モチベーションも随分と前向きに上がったようです♪)
また、自宅の壁には、Aちゃんの走る姿の写真や授与された賞状が見える位置に貼り出しているそうです。
そして、お母さんはことあるごとに、
「努力して、しっかり結果を残している
あなたのこと、誇りに思うわ。
いつも勇気をもらっているわ。
本当にありがとう。お母さんも
頑張らなきゃね♪」
と、Aちゃんに伝えているそうです。
そうやって、「ありがとう(自己重要感)」欲求を満たしているのです。
今では、すっかり親子関係は改善されたそうです。会話の中には常に陸上の話が出たり、それ以外のたわいのない話で笑い合えるくらいまでに、関係が修復できたようです(^^♪
良かったですね!
(事例回想終了)
管理人のボクも感謝されて嬉しかったですが、
それ以上に貴重な経験を得られたと思っています。
何気なく言った一言で相手をさらに追い込んでしまうこともあります。
今回は、発破をかけるつもりでAちゃんにかけた一言でさらにAちゃんを追い込んでしまいました。
言葉というのは、時に刃物になります。見えない分、相手を傷つけていることを認識することは難しいです。
でも、なんとか、親子関係が冷え切る前に、関係を修復することができました。
それも、「ありがとう」・「すごいね」・「好きだよ」この3つの自尊心を満たせたお陰でもあります。
自尊心の三大欲求を満たす褒め言葉は、時に人の才能を最大限に引き出してくれる魔法の言葉なんですよ(^^♪
良かったら、自分に当てはめたり、相手に当てはめて、3つの自尊心を満たす魔法の言葉を使ってみてください♪
今回のお話は以上になります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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それでは、また水曜日の朝8時にお会いしましょう( `ー´)ノ
バイバイ(@^^)/~
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管理人kanndonnより
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