・やることが多くていっぱい

　いっぱいになっている

・グルグルといろんなことを考え　　

　すぎてしまう

※上記のような方にオススメな本があります。

それがコチラ↓

心に余裕のない人が増えています。

この記事を読んでくださっている方も、もしかしたらそういった状態なのかもしれません。

本書ではそういった心に余裕がない人のために、不安・心配・ストレスを減らす具体的な方法を紹介してくれています。

１．考え出すと止まらない「ぐるぐるの森」

２．「WHY？」という問いかけをやめてみる

３．怒りや不安を減らしてポジティブなエネルギー

　を増やす

今回は本書の中から上記をピックアップし、キマジメさんに必要な自分の心を軽くする方法について解説していきます。

また、全てを一つにまとめて解説すると長くなってしまうので、３部割構成で紹介していきます。

まずは、「１．考え出すと止まらないぐるぐるの森」というテーマについて詳しく解説していきます。

残りの２つについても、随時投稿していきますので、併せて読んでみてください。

１．考え出すと止まらない「ぐるぐるの森」

ここでは、考え出すと止まらないぐるぐるの森というテーマについて、３つのポイントをピックアップして解説していきます。

解説するのは、

・人間の情報処理能力には限度があり、それを超えると「いっぱいいっぱい」になる！

・人間の感情は潜在意識の中で占める容量が大きい

・感情は分解して小さくすることができる

この３つのポイントです。それぞれ掘り下げていきます。

まず、１つ目。

・人間の情報処理能力には限度があり、それを超えると「いっぱいいっぱい」になる！

人間の情報処理能力には限度があります。

それを超えた状態というのが、「いっぱいいっぱい」な

状態です。

まず、人間の情報処理能力について説明をしていきます。

誰でもある程度は同じように、頭の中に一時的に情報を

置いておく場所があります。

この一時的な情報置き場が、いっぱいいっぱいになったときにフリーズが起きてしまうのです。

人間の意識の構造は、よく氷山に例えられます。

氷山の一角の一番上、水面から出ている部分を顕在意識といいます。

そして水面下にある部分を潜在意識といます。

私たちが普段から意識できるのは、氷山の上の顕在意識

だけです。

一方の潜在意識は、普段は意識することができません。

最近の研究で顕在意識が占めるのは、意識全体で

１～１０％未満であると言われています。

つまり、私たちが意識できていない部分である潜在意識がほとんどであるということです。

潜在意識は、記憶と習慣のデータバンクのようなものです。

パソコンに例えるなら、私たちはこれまでの経験を圧縮

ファイルのような形にして、潜在意識の中に保存してい

ます。

動作が見える液晶画面上に現れているのが顕在意識で、どのように処理が行われているのか目に見えないハードディスクの中身が潜在意識です。

ハードディスクの中の情報量が多くなると、パソコンは重たくなりますよね？

そしてこれはパソコンがフリーズする原因になります。

これと同じことが私たちの意識の中でも起きているんです。

パソコンを快適に動作させるためには、ハードディスクのデータを整理して、容量に余裕を持たせる必要があります。

これは、自分自身の意識についても全く同じなんです。

意識の中身を整理して、容量を空ける必要があります。

この時、フリーズを起こしている顕在意識の方だけを見ても意味はありません。

氷山の例で説明した通り、意識の大部分は潜在意識だからです。

では、人間の潜在意識にあって空き容量を埋めているものは一体何なのでしょうか？

というわけで続いてのポイントが絡んできます。

それが２つ目。

・人間の感情は潜在意識の中で占める容量が大きい

これが絡んできます。

潜在意識の中で占める容量が大きいのは、感情なんです。

感情は、パソコンで言えば容量の大きな動画ファイルの

ようなものです。

みなさんも、過去に起きたことが繰り返し頭の中に思い浮かんで、堂々巡りするという経験をしたことはないでしょうか。

本書の中で紹介されている例を１つここで紹介させていただきます。

営業職Eさん３６歳のお話です。

数年前に会社のプレゼンで、大失敗をしてしまいました。

その時の恥ずかしさや一緒に組んでいたチームメイトと意思疎通がうまくできなかったことなど、思い出すたびに未だにイライラしていたそうです。

そうなると、仕事のモチベーションも下がってしまうんです。

自分でも良くないと思うけど、集中できなくなってしまいます。

Eさんの話は数年前のことにも関わらず、ずっと潜在意識の中にあり、思い出した時に悪影響を与えてしまっています。

このように、かつて経験したことが意識に上がってきてしまい、前に進めない気持ちになるということは、誰もが経験したことがあるかと思います。

これは、記憶の仕組みに関係があるんです。

そして、最後の３つ目のポイントがここで絡んできます。

３つ目。

・感情は分解して小さくすることができる

私たちの記憶の中には、たくさんのエピソードがしまわれています。

その中で繰り返し表面に出てきてしまうものには、ある特徴があります。

それは、「感情の棘」が突き出しているものです。

棘というのは、驚いた・嫌だった・特に面白かったなどの思い出しやすくなるひっかかりのことを指しています。

例えば、誕生日の話を思い浮かべてみましょう。

普通にお祝いされた記憶は、棘のないツルツルの記憶なので、あまり思い出されません。

しかし、誕生日を忘れられたとか、何か失敗した事件などの棘があると思い出しやすくなるわけです。

パートナーに結婚記念日を忘れられたとか、ケーキをひっくり返してしまったとか、こういった感情の棘のある記憶というのは、意識の表面上に上がってきやすいのです。

また、もっとネガティブな感情をともなうものもあります。

例えば、些細なことで喧嘩別れしたパートナーのこと、仕事上での理不尽な経験・友人からの心無い一言など、

その出来事を思い出すだけで、

・『どうしてあの時、私は〇〇だったんだろう…。』

・『どうしてあの人は〇〇なんだろう…。』などという

考えが、いつまでも止まらなくなってしまう記憶です。

著者は、この頭の中で不毛な考えが止まらなくなっている状態を【ぐるぐるの森】と呼んでいます。

これは、ずっと閉じることのできないアプリが動いているようなものです。

このぐるぐるの森のせいで、頭の中の容量の多くが使われてしまうといいます。

このぐるぐるの森の状態の解消に有効なのが感情を分解することです。

では、この感情の分解はどのようにすればいいのでしょうか？

実は、引っかかりやすい感情というのは、その中心にもう１つ別の感情が隠れていることがあります。

物事が起きた時、最初に生まれるのが第一感情で、次に生まれるのが第二感情という仕組みになっています。

本当に感じていたのは、第一感情の方なのにそれを覆うような構造で第二感情が出てきて、容量を大きくしてしまうんです。

第二感情の代表例に、イラッとする＝怒りがあります。

怒りは、第二感情なんです。

実は、その奥に第一感情が隠れています。

例えば、怒りという第二感情の内側に、自分を認めてほしいという第一感情があったりします。

認めてもらえなかったという寂しさや悔しさなどの感情が怒りを纏って表面に出てくる。こういうわけです。

しかし、この第一感情を自分で認めるのは、なかなか抵抗があるものです。

一度怒ってしまうと、本当は認めてほしかったんだなどというのは、ちょっと悔しいとか負けたような気がしてしまいますよね。

ですが、この抵抗を乗り越えて、第一感情を認めることで第二感情が占めていた領域を減らすことができます。

頭を占める容量を小さくすることができるんです。

ここまでの第１節についてまとめます。

まとめ１：考え出すと止まらないぐるぐるの森

①人間の情報処理能力には限度があり、それを超えると「いっぱいいっぱい」になってしまう。

・人間の意識はパソコンのようなもの。

・いっぱいいっぱいになってしまう原因はモニターに映らないハードディスクの内部＝潜在意識の中がいっぱいになっていることがある。

②人間の「感情」は潜在意識の中で占める容量が大きい。

・潜在意識の容量を大きく独占してしまうのは「感情」。

③感情は分解して小さくできる。

・頭を一杯にしてしまう感情には、表面上の「第二感情」の内側に「第一感情」がある。

・「第二感情」の内側に、本当の原因である「第一感情」の存在を認めることができれば、「第二感情」が占めていた容量を小さくすることができる。

以上が第１節のまとめになります。

残りの２節も、下記にリンクを載せたので併せて読んでみてください。

キマジメさんの「しんどい！」がラクになる！？セルフ・マインド・マネジメント②！

キマジメさんの「しんどい！」がラクになる！？セルフ・マインド・マネジメント③！

また、今回紹介した本の内容が気になるという方は、下記にリンクを貼ったので読んでみてください。

オススメです♪

セルフ・マインド・マネジメント キマジメさんの「いっぱいいっぱい」でしんどい！ がラクになる [ 濱田恭子 ]

また、当サイトの人気である『１００点の魔法～褒め術～』や『９つのタイプ別性格診断～人生楽術～』に関するカウンセリングや個別セッションもSNS（ズームやスカイプ・ライン）上でやっています。詳しくは、下記のチケット売り場よりご購入よろしくお願いいたします。

ぜひ、お待ちしております(^^♪

それでは、また次回お会いしましょう。

バイバイ(@^^)/~

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