『怒り』の感情を抑える方法&その対処法!!
皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
管理人のkanndonnです。
今回は、『怒りの感情を抑える方法とその対処方法』についての情報をお伝えしていきます。
ぜひ、最後まで読んでくれると嬉しいです^m^
怒り
この感情を人生で一度も経験したことがない人はいないと思います。何かのきっかけで『イラッ』とした経験があると思います。
人はどうして『怒り』という感情があるのでしょうか。
喜怒哀楽なんて言葉もあるくらい、人は怒りという感情と共に生活しています。この怒りという感情はやっかいな代物で、その感情自体がどういった時に起こるものなのかを理解していないと、怒りという感情に振り回される生活や人生を送る羽目になってしまいます。そんな人生は嫌ですよね?
そのため、人はこの『怒り』という感情を上手くコントロールして生きていかなければいけません。怒りという感情を上手にコントロールすることができれば、普段の生活でストレスに感じる出来事にも応用が可能です。なので、怒りという感情と上手に付き合う方法とその対象方法についてこれから詳しく解説していきたいと思います^m^
アンガ―マネジメント
この言葉を聞いたことはありますか?
読んで字のごとく怒りを自分でコントロールする方法を指す言葉です。もっと、細かく言えば、「怒りの感情と上手に付き合うための心理教育・心理トレーンング」のことをアンガ―マネジメントと言います。
人は、怒りという感情が存在することは知っていても、その感情を上手に制御することができない人が多いです。むしろ、怒りという感情に飲まれてしまうこともあります。よく頭に血が上ってしまい人が人を殺めてしまうという事件をニュースで目にしますが、この事件も『怒り』という感情を上手に制御することができないがために起きてしまうのです。
怒りという感情に体を支配されると、的確な状況判断が出来なくなってしまいます。そうならないためにも、上手に怒りをコントロールする必要があるんです。
ちょっと、これから質問をします。その質問を
頭で考えてみてください。
怒りの感情が
湧きあがった時、
どうやって気持ちを落ち着かせていますか?
怒りの感情が湧いてきた時に、あなたはどうやってその感情を落ち着かせているでしょうか。普段の生活をより良いものにするためや人生をより豊かにするためには、常に心地いい心の状態を保つことが大事です。
Good feeling
いい心の状態がいい出来事を
引き寄せる
→引き寄せの法則
怒りという感情を制御するという時に、よく上記のようなことを言われます。グットフィーリングや引き寄せの法則なんてことが場を最近よく耳にすることも多いと思います。それくらい、人は怒りという感情をコントロールできていないってことです。
上記のような、いい心の状態で常にいると良い出来事が起きるということは、逆に悪い心の状態で普段生活していれば自分にとって不都合だと思う出来事や嫌だなと思う出来事を引き寄せてしまうってことです。
ポジティブな感情で生活しているとポジティブな出来事が舞い込んできて、ネガティブな感情でいればその感情と同様にネガティブな出来事が舞い込んでくるってことです。
少し抽象的すぎたのでもう少し、かみ砕いて説明すると、人は感情に流されやすい生き物なんです。占いなんて典型的な例です。例えば、朝のニュースで自分の誕生月や星座占いがあまり芳しくない順位だったとします。
そのとき、頭の中で『うわ、今日は嫌な日になりそう』や『うわ、今日のラッキーアイテム持ってないよ~』とか言って朝、通学する前や出勤前にこんなやりとりをやっている記憶ありませんか?
やっているって言う人は、まさに、その時ネガティブな感情に流されている、支配されている段階です。人は、感情に流されやすい生き物です。人は視覚から多くの情報を得ていきます。なので、視覚から得たものって人の感情をゆさぶる材料になってしまうんです。
そのため、朝見たことを手順通りに踏んでしまったり、その情報が頭から離れないから、その情報を目で追ってしまい朝の占いの通りの生活を踏んでしまうんです。
例で、人は感情に流されやすいっていうことを伝えてきました。感情に人が流されないためには、常に心の状態を無意識でいることが大切です。
感情の流れを口でいうのは簡単なんですが、実際問題として見てみるとそうでもありません。
実際、生きていく中で、『不安や恐怖・怒り』という感情を感じることは多いです。そんなときに、怒りの感情を抑える方法を知っておくと、
普段の生活をより良いものにすることができます。
ぜひ、ここで怒りの感情を抑える方法をシェアしていきたいと思っています^m^
怒りという感情、ネガティブな感情が出てきてしまった時にどうやって対処していくかというと、結論から言ってしまえば、
怒りは第二感情だと知っておくこと
上記が大切になってきます。
上記を具体的にいうと、
感情って上記のような氷山に例えて言うと、分かりやすいと言われています。人は第一感情と第二感情があります。つまり、第一感情があるからこそ、第二感情が存在しているんです。第二感情が単品で存在しているわけではなくて、第一感情があるから第二感情があるという流れになります。
『怒り』っていう感情は第二感情に属されるものです。つまり、『怒り』という感情が生み出されるためには、第一感情、何か原因するものがあるから、第二感情に変わるということです。下記で更に具体的に話していきたいと思います。
例えば、
あなたが妻や旦那、子どもとデパートに買い物をしに行ったとします。日用品や洋服なんかを買っていたとします。そして、ふと周りを見てみると…
最愛の我が子がいなくなっていました。そのとき、我が子はどこに行ったんだろうと思いますよね。そして、その子が行きそうなお菓子コーナーやおもちゃコーナー・ゲームコーナーなど、ありとあらゆる場所を見に行きました。しかし、最愛の我が子は見つかりませんでした。
ずっと探していたのに見つからないから、あなたの中で、こんな感情が芽生えてきました。
『どうしよう』、不安や恐怖といった感情が芽生えてきたんです。色んな最悪な状況を意識してしまい、頭の中がぐちゃぐちゃになっている状態です。そして、15分くらい探しても見つからない、そんな万事休すというときに、こんな館内放送が流れたんです。
『ピンポンパンポン♪迷子のお子様のお知らせです。1階迷子センターにて青いお洋服を着たまさみちゃんがお待ちです。お心当たりのある方は、1階迷子センターまでお越しくださいませ。ピンポンパンポン♪』
不安な感情に押しつぶされそうになったとき、そんな館内放送が流れました。『自分の子どもと同じ名前だ!』一縷(いちる)の望みをかけて、迷子センターに向かいます。
迷子センターに向かうと、親切な方が迷子センターに我が子を連れてきてくれて、あなたが来るのを我が子と一緒に待っていてくれたようでした。我が子と再会できたあなたはホッとしました。そして、連れてきてくれた方にお礼を言い、その方は去っていきました。そして、次の瞬間、
最愛の我が子に対して、怒りの感情がメラメラと湧き上がってきました。『どこに行ってたんだ!』と怒りをぶつけてしまいました。これまでの流れから、どうしてこういうメカニズムになってしまったのかをこれから解説していきます。
最初、我が子がいなくて不安で仕方なかったんです。そして、絶望していた最中ようやく我が子を見つけられてホッと安心したんです。
そして、勝手にいなくなった我が子に対して怒りがメラメラと湧き上がってきたんです。つまり、何が言いたいかというと、
氷山のイラストで説明すると、第一感情は不安とか恐怖の感情だったんです。不安とか怖かったという感情がホッと安心した瞬間、怒りの『どこ行ってたんだ!』という第二感情に切り替わったんです。今のメカニズムを見ていくと、何となく分かったと思います。
今、怒りを抑える方法について解説しているのですが、つまり結論を言うと『怒りは第二感情なんだ!』と、理解しておくことが大切なんです。頭で理解しておくことが大切なんです。
怒りが湧くということは、何か第一感情があるはずなんです。だから、そもそも怒りって人の感情に無いものなんです。第一感情が生まれない限り、存在しないもの、それが『怒り』です。喜怒哀楽の怒は、第一感情の副産物が生み出すものなんです。
では、その流れでどうすれば怒りの感情を対処できるのか、その対処法についてこれから解説していきます。結論から言えば、
第一感情を相手にきちんと伝えることが大切です。第二感情ではなく、第一感情をしっかり相手に伝えることが大切です。
先ほどの例でいうと、第二感情である『何をやっているんだ!」は☓なんです。
そうじゃなくて、第一感情である『不安で仕方なかったんだよ』◯を
しっかり相手に伝えるんです。
そうすると、自分が怒らずに相手に自分の感情を伝えることができ、相手の方から『ごめんなさい』という言葉などを引き出すことができます。
怒りにまかせて怒鳴ると、子どもは泣いてしまいます。もしかしたら、その子どもにも反発する感情が芽生えるかもしれません。そうしたら、また第一感情を刺激する原因に繫がるので良くありません。第二感情を伝えると相手からも第二感情が返ってきて双方が、納得しないまま終わるのがほとんどです。
なので、そうじゃなくて『不安だった、怖かった、生きた心地がしなかった』などの第一感情を伝えることが大切なんです。第一感情を伝えると相手からも第一感情が返ってきます。相手からも、『ごめんなさい、今度から気をつけます。』なんて言葉を引き出すことができます。
これは、人間関係全般にも言えることなんです。普段生活していれば、色んな人と関わるはずです。そんな状況で、何か物事を相手に対して伝える時に、第二感情である『怒り』を伝えても相手からも第二感情である『怒り』しか返ってきません。
むしろ、相手から警戒されて、人間関係がギスギスしてしまうのが目に見えて明らかです。
なので、何か相手に伝える時は、第二感情ではなく第一感情を相手に伝えるようにしましょう。第二感情が芽生えたときって何かモヤモヤするじゃないですか。そのモヤモヤを第二感情で伝えるのではなく、第一感情を使って丁寧に相手に伝えることが大切です。そうするだけで、人間関係で煩わしさを感じなくなっていきます。
今、聞いたお話が良かったという方!
ぜひ、試してみてください。^m^
最後に、怒ることで得られるメリットについて
解説して終わります。
怒ることで得られるメリットも、実は存在します。
怒ると聞くと、何だかネガティブな感情を抱きやすいですが、そうでもないんです。
■怒ることのメリット
1.怒りは、頑張るエネルギーになる
皆さんは、相手から言われた悔しい一言が、
頑張るきっかけや原動力になった経験はありませんか。
怒りの感情は、ときに「やる気」や「情熱」に繋がります。
負けず嫌いな人、ハングリー精神のある人ほど、
怒りの感情を「頑張るエネルギー」に変えやすいといった傾向があります。
2.怒りの感情に隠れた「自分の本当の気持ち・欲求」に気づくことができる
怒りは、「二次感情」です。
怒りの感情は、
●辛い
●寂しい
●不安
●苦しい
●悲しい
●疲れた
などの一次感情が、我慢の限界になることで起こります。
怒るときには、必ず理由があります。
怒っているときには、下記のような「本当の気持ち」が隠れています。
●誰も私の大変さ・辛さを分かってくれない
●~に疲れた
●相談できる相手がいなくて悲しい
●~に困っている、もう我慢の限界!
Etc・・・・
つまり、怒るという行為は、自分からのSOSでもあります。
怒ってカッとなったときには、下記について自問自答してみましょう。
●自分は何に対して、無理をしているのか
●何に対して、不満があるのか
●自分の本来わかって欲しい「本当の気持ち」とは何なのか
そうすることで、怒りの感情に隠れた自分の本当の気持ちや欲求に気づくことができます。
3.怒りの感情を長い間引きずらない
皆さんも、こんな経験はありませんか。
●相手に言われたひどい一言が、頭から離れない
●何年も前のことなのに、思い出して腹が立つときがある
このような状況は、一般的に「怒りたいのに、怒ることを我慢してしまったこと」で起こります。
つまり、怒りの感情を上手に吐き出せる人は、
嫌な事・辛い事があっても、
怒りの感情をその場ですぐに解消しているので、長い間引きずることがありません。
なので、
●あの時、ああ言えば良かった
●あの時、もっと自分の気持ちに正直になれば良かった
と、後悔をせずに済みます。
以上、怒ることの3つのメリットについて紹介しました。
◇怒る際の留意点◇
ただし、いくらメリットがあるからといって、
いつでも怒っていい訳ではありません。
「怒ってもいいタイミング」という
ものがあります。
それは、次の内どれでしょうか。
【A】相手との信頼関係が築けているとき
【B】自分の方が立場が「上」のとき(例:年齢が上、役職が上、キャリアが上、等)
答えは、【A】です。
相手との信頼関係が築けて始めて、怒るように
しましょう。
信頼関係が築けていない段階で怒ってしまうと、人間関係に亀裂が入ったり、相手が反発をしたり、怒った本人も自己嫌悪に陥る場合があります。
また、怒るという行為は、
●相手のために「愛情」を持って怒っているのか
●自分本位で怒っているのか
を相手や周囲も見極めているものです。
人や会社を思う気持ちが垣間見えれば、怒るという行為は「愛情」の一種になります。
自分のエゴではなく、誰かのためを思って怒れる人は、人望が厚く、周囲から信頼されます。
怒る時には、
●タイミング
●根底に愛情があるかどうか
そんなことも意識して心がけるようにしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。また、水曜日に新しく記事を更新するので読みに来てくれると嬉しいです。それでは、また(*^^)v
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